Updated on 12月 31, 2022
(映画パンフレット)(ATG映画)『Keiko』
![Keiko1](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/45ef0376cd5399586a7508212c1da64d.jpg)
![Keiko2](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/cc48cdb2d73da83be9bf2f21bad7f42a.jpg)
クロード・ガニオン製作、脚本、監督作品『Keiko』(1979)
原題「Keiko」
(出演)若芝順子、きたむらあきこ、池内琢磨、橋本敏夫、中西宣夫、
(音楽)深町純
・・初めてテレビで観たときは(小学生だった)よくわからないままにずっとドキドキしてたなぁ。まぁ、よくわからなかったのも当然だわな。
再度それから10年、20年と観返すたび、このなんとも云えない大人のモヤモヤダラダラ牽制しあいながらのフラストレーションたまった生活ぶりがフィクションとはいえの他人事ではないリアルさを感じ(立場的には男も女もかわらない)、自分は好きだなぁ、こういうATGならではの世界観。
喫茶店(でのチラチラ交わす視線)から部屋へ移っての情事に至るなんと生々しいこと。のちに二度目三度目を観てもパンフの解説を読むまで映画館の痴漢とラストの新郎が同じだったとはまったく気づかなかった。世の中、どう結びつくやら不思議なもんだね。