(映画パンフレット)『ブルース・リー/死亡遊戯』

 ロバート・クローズ、(サモ・ハン・キンポー)監督作品『ブルース・リー 死亡遊戯』(1978)

 原題「死亡遊戯 / Game of Death」

 (出演)ブルース・リー、アブドゥール・ジャバール、サモ・ハン・キンポー、チャック・ノリス、

 (音楽)ジョン・バリー

・・それほどブルース・リーのことを好きではない自分も毎度テレビなんかで放映されたりするとついつい観てしまう一本。特に全部というよりはクライマックスのハキム役のアブドゥール・ジャバールとの格闘見たさにだけと云わんばかりに。のちのジャッキー映画「スパルタンX」でのラストのダニーユキーデとの格闘をも思わせられる見どころのひとつだよね。とはいえ、どうも吹き替え役者のカット替わりばかりが目に付いてしまって(ブルース・リーのアクションの切れとはやはり違って見えてしまうのと、後ろからや暗く影の中で隠すことが多かったりなど)粗のようにみえてちょっと残念だね。しょうがないことなんだけどね。

お気に入り作曲家ジョン・バリー担当なんだけど、この映画に関しては暗く重くあまりいただけない。ただエンドクレジットの歌バックは007のオープニングタイトルを感じさせて良かったね。

・・「ブルース・リーが死んだ!」と、当時は学校で大騒ぎだったよなぁ。まだ映画すらそんなに観ていなく、ましてや「ブルース・リー」なんて名前ばかりしか知らないほどの自分にとってもクラスメイトの男の子(誰だったっけか?よくヌンチャクで真似してたのがいた)がこの世の終わりのように大騒ぎしてたのをウッスラ憶えてる・・ような。

・・自分にとってはジャッキーから入ったんでブルース・リーに関しては正直それほど思い入れが無いんだよなぁ。嫌いじゃないんだけど、比べると、笑いやユーモアが無いんだよね。堅いというか、真面目というか、哲学も語るしね。

・・格闘相手役のサモ・ハン・キンポーやチャック・ノリスを応援してたね。