(映画パンフレット)『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

  リチャード イエーツ1961年原作『家族の終わりに』を映画化、サム・メンデス製作、監督作品『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)

  原題「Revolutionary Road」

 (出演)レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、 ヘレン・ギヴィングス、キャシー・ベイツ、

 (撮影)ロジャー・ディーキンス

 (音楽)トーマス・ニューマン

・・公開から10年以上経っての、先日、パンフを安価によって手にしたと同時期に007「スカイフォール」「スペクター」を観た繋がりもあって監督の過去作を観てみようということもあり、遅れながらの鑑賞。監督や出演陣などちょっとは知ってたんだが、なぜかこれまで観ることなく(どんな内容かもまったく知らず)・・タイタニックコンビ再び・・ということだけで軽い恋愛映画だろうな~と思いながらの鑑賞。

いやぁ、見くびってた。ドスン!ときたね。社会派っていうのかな?疲れた。まるで自分の身に起きたことのように観終わったあとも独り考えさせられたし、たしかに素晴らしい映画だったけど、もう一回観られるかっていったらあんまりもぅ観たくないなぁ。ホラーだよね。

結婚とは・・って、男女の思考の違いから感情や理論のぶつかり合いから起きる(そこに子供の存在も邪魔になる?)破滅劇だったってことかな・・。

監督作『アメリカン・ビューティー』ではブラックな笑い要素(笑ってしまった)もあったけど今作では喧嘩の連続に笑いも一切無くラストにいたってはヒロインの自らXXする準備のシーンなど(・・と、その前での朝食シーンからなにか不穏な空気が流れてたよね、なにか只事ではないことが起きるのかな?などね)目を背けたくなるくらい怖ろしくて観ちゃいられなかったね。

・・そもそも観た順番が逆だが直近の2本『リトル・チルドレン』と『アンモナイトの目覚め』同様、今作においてもケイト・ウィンスレットさんの薄幸ぶりが続いて・・なにかそぅいう役が似合ってるのかなぁ~(キャスティングされがち?)などつい思っちゃったりしたね。

・・近日にもまだ観てない監督作『ロード・トゥ・パーディション』を観ようかなと。