(映画パンフレット)『ボーン・コレクター』

  ジェフリー・ディーヴァー原作同名小説を映画化、フィリップ・ノイス監督作品『ボーン・コレクター』(1999)

  原題「The Bone Collector」

 (出演)デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー、クイーン・ラティファ、エド・オニール、

 (音楽)クレイグ・アームストロング

・・おくれて後になって観たせいか、やっぱり観ながら『羊たちの沈黙』『セブン』『裏窓』などいろんな映画の要素も散りばめられた感あったかなと。

話の展開も観ながら期待したぶん最後の最後になって「なんだ、けっきょく見立て殺人かぁ~」とため息。しかも昔から古今東西映画やドラマでお約束のようにみられる主人公に対しては犯人や凶悪犯もすぐに殺そうとせず、わざわざこれまでにやってきたことなど告白したりなどの定番ぶりもちょっとみられたんで緊張も途絶えたりと。今回の犯人の動機がよくわかりにくかったような。

・・基本的にこの映画ではゲームのように寝た状態の主人公による遠隔操作で現場にいるパートナーのアンジェリーナ・ジョリーの行動を交互に映すようなもんだったが、個人的に思ったのはもっと緊張感出すには画面にアンジェリーナ側をなるべく無くして基本声だけによる緊迫感の方があったんじゃないのかと。