Updated on 1月 8, 2023
(映画パンフレット)『ラストタンゴ・イン・パリ』
![ラストタンゴインパリ1](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/bb9943fba4ef19da4f1ff2d5c7e358cf.jpg)
![ラストタンゴインパリ2](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/3c74df1c0c87e4aa1da0b3f15de63a89.jpg)
![ラストタンゴインパリ3](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/fdf9f4a0c683ff06604e08fd1b906577.jpg)
ベルナルド・ベルトルッチ製作、脚本、監督作品『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972年)
原題「Ultimo tango a Parigi : Last Tango in Paris」
(出演)マーロン・ブランド、マリア・シュナイダー、ジャン・ピエール・レオー、マッシモ・ジロッティ、マリア・ミキ、カトリーヌ・アレグレ、ミニ・パンソン、
(撮影)ヴィットリオ・ストラーロ
(音楽)ガトー・パルピエリ
・・オープニングタイトル時のフランシス・ベーコンの絵「ルシアン・フロイドとフランク・アウエルバッハの二重肖像」がまさに象徴してるかのように所詮男も女もニンゲンという肉欲動物(肉塊)だということなんだね。映画を観た時期もあろうが本編観ても特別衝撃受けず本能に従ったことによる貪りや嫌悪があったというだけで単純なもの。
それにしてもこの映画のいろ、においが良い(全編に流れる気だるいサックスのスコアと撮影のストラーロの映像は格別)。
この映画も自分にとっては年齢が重なるとともに観方、感じ方の変わっていく映画のひとつだが、最近再び映画観て強く思った(感じた)ことは、
もう今は亡きマリア・シュナイダーのベビーフェイスも豊満な肉体も映画でしか観られないことを思うと、なんだか切ないね。かといって、作品としていつまでも観られる、記憶にのこるという映画ならではのものがあるよね。