Posted on 8月 2, 2018
(映画パンフレット)『時をかける少女(06)』
筒井康隆原作小説を映画化、細田守監督作品『時をかける少女』(2006)
・・大林宣彦監督版(原田知世さん主演)で育ってきた自分にとって最初は観る気はなかったのだが、あれよあれよと話題になり鑑賞者の評価もあまりにも高かったことからどんなもんかと予備知識もたず鑑賞。違和感や嫌悪感などネガティブな捉えはなかったが、なにぶんあの平和平和した世界(例えば主人公真琴に性的匂いを感じない、感じさせないのが大衆受けに良いのか?あと、トリュフォーの「突然炎のごとく」じゃないけど男2人に女1人の仲にあんなに健全な営みがあるのだろうか?しかも思春期ムンムンの高校生だし・・など思ったり)がどうしても個人的趣向にハマらず、面白かったけど・・。
主題歌の「ガーネット」も良い歌だと思うんだけど、「いい歌でしょ~」「みんな、この歌聞いてさらに涙するかも・・」のように捉えちゃって・・自分はつむじ曲がりか?でもしょうがない。そう感じたんだから。ただ、劇中の青い空(パンフにも掲載)の濃いブルーは良いね。
Posted on 7月 31, 2018
(映画パンフレット)『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
押見修造原作の同名漫画(未読)を映画化。湯浅弘幸監督作品『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2017)
・・これまで原作の漫画を読んでいなかったのだが、初めて観た劇場予告で感じたフィーリングと、以前「スイートプールサイド」を観た際に知った同じ原作者であったこと、あとはポスターやフライヤーなどでの劇中写真で登場人物のひとり加代(蒔田)の容貌に気に入ったことなどあって鑑賞(やっぱり良かった。初めて知った女優の蒔田彩珠さん。ツンとしたクールな性格に反比例したようなあのフワッとやわらかい前髪垂れるウェーブのかかった髪がビジュアル的に良かったね)。
・・いやぁ、でもまさか涙が出るほどグッとくるとは思わなかったなぁ。劇中、加代が昼休みの際や自宅のベッドで志乃を前に歌を披露した際には自分もスクリーンを通して聴いて正直笑ってしまった。それがラストの文化祭での「魔法」(実際それほど上手くなったとは思われなかったけど)を聴いたぶんにはもう画面がぼやけてしまうほどに・・。ちなみに余談ながら、アウトサイダーな主人公の思い切った文化祭での披露というとこれまた名作「BU・SU」(富田靖子さん主演)を観ながら思い起こしたね(どちらの映画も清々しい爽快感で締めくくり)。
・・ほかにも加代がギターをもった胡坐をかく姿や志乃の鼻がでるほどの泣きの姿の美しさなどいろいろ良いなぁと思ったものあったりなど。
・・個人的に観ながらなにが痛々しかったと云うと教室などでの孤独感。哲学的にも云われたりするけどなにが孤独かって、ひとりぼっち(ひとりきり)が孤独なのではなく、集団のなかにポツンといるあの居たたまれなさ(何をしていいのか)(どう時間を過ごせばいいのか)・・あれこそ孤独だよね。例えがちょっと違うかもしれないけど、だからじゃないが、自分も飲み会やパーティーの類は苦手だし嫌いだな。











