(映画パンフレット)『四月の永い夢』


四月の永い夢1
四月の永い夢2四月の永い夢3

中川龍太郎監督作品『四月の永い夢』(2017)

・・「かぐや姫の物語」での活躍に魅了され、「横道世之介」でのバイプレイヤーながら個人的にはヒロインの吉高さんよりも記憶に残った朝倉あきさん目当てで今回の主演映画を鑑賞。「Love Letter」「落下する夕日」「パターソン」などの要素を感じられた、おだやかで日常生活ぶりを描かれた作品にしみじみ。元教え子役の川崎ゆり子さんの歌唱力は素晴らしかった。

・・ただ、残念に思ったことは(本当に良かったという賛辞反面)、主人公の元教師感(音楽の先生だったと)があまり感じられなかったかな・・、あとリアルな会話や控えた描写が多かったぶん、オープニングとラストの朝倉さんの佇むカット(ドリーズームしてた?)がなにか浮いた感じに(いかにも映画のショー的な見せ場的な作為性とでもいおうか)観られちゃったかな。

(映画パンフレット)(黒澤明作品)『夢』

夢1
夢2

 

  黒澤明脚本、監督作品『夢』(1990)

  英題「DREAMS」

 (出演)寺尾聰、倍賞美津子、原田美枝子、根岸季衣、井川比佐志、いかりや長介、頭師佳孝、伊崎充、マーティン・スコセッシ、

 (音楽)池辺晋一郎

 「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の8編のオムニバスストーリー。

・・2007年から夢について関心が高まり夢日記を書くようになったので、この映画を当時観たのは夢に関するものだからというより単純に黒澤映画ということで観たと記憶。ただ正直(夢にも特に関心がなかった時分)当時、楽しかったか?面白かったか?というとうぅ~んと消化不良だったと思う。云ってみればどうでもいい他人の夢だしね。

・・いったい監督はどれだけの夢のなかからこの作品で取り上げられた(チョイスした)のだろうかね?映画のなかの各エピソードの内容云々よりもまず本当に監督本人がみた夢なのだろうか?いつ頃みた夢なのか?そういったことがまず思われる(気になる)。夢に関心ある今思うと、もっと違うパターン、例えばつげ義春さんの漫画のような赤裸々な性の匂いぷんぷんするような夢なんかを期待したりなんかするのだが・・巨匠はそんな題材取りあげないか・・。

・・好きに一番も二番も順位はないのだが、個人的に(いちばん堪能した夢らしいエピソード)はやっぱり「トンネル」だったかな。ホラーじゃないけどあの不気味さが良かったかな。