(映画パンフレット)『限りなく透明に近いブルー』

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村上龍原作(芥川賞受賞作品)、自身による監督作品『限りなく透明に近いブルー』(1979)

乱交ドラッグパーティームービー。

原作からしてクスリづけのパーティーが続くものだが、ある意味、この映画も退廃的と云われるフェリーニの「甘い生活」よりももっと退廃的と感じたかな。

内容としては、あって無いようなもので、延々と他人の乱痴気パーティーを見せつけられているような、それこそ、どぅでもいいことの連続(ひと昔前のATG映画を感じさせるシーンやカットなどもあったね)。とはいえ、過激さ、エロさ、衝撃度などに関してはちょっと寂しかったかな。

パンフには珍しくメインキャストの欄で誤記?・・ヨシヤマ役に(斎藤晴彦)となってる・・実際の出演は見るからに平田満さんなのだが。

劇中、映画館で上映されてた作品は田名網敬一さんの短編映画「優しい金曜日」?・・エンドクレジットでの(フィルム提供)に田名網さんの名前もあったけど。

(絵本)(茂田井武)『セロひきのゴーシュ(復刻版)』

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宮澤賢治作、挿絵を茂田井武『セロひきのゴーシュ(こどものとも復刻版)』(1989)福音館書店
・・茂田井武さんを知って間もない頃(初めて茂田井作品「夢の絵本」を買い、「三百六十五日の珍旅行」を求めてた頃)、代表作のこの作品だと知ってからそんなに時間もたたない頃、ふと或る古書店でこの作品を見つける。「これか!」と、発見と売られてた安さもあって即購入。ただ、手にとってみて本の薄さにちょっと違和感。あれ?こんなにお話し短かったかな?・・と。確かにその時は、たとえ端折られていたとしてもそれが代表作だということでひとり納得はしていた。
・・それが後日(それから数か月後だったかな)全編掲載された1966年のオリジナル版を別の古書市でみつけ喜びと納得と安堵にひとり沸いたね。