(映画パンフレット)『雨月物語』

雨月物語1雨月物語2

 

 上田秋成原作、溝口健二監督作品『雨月物語』(1953)。

・・映画(作品)によっては年を重ねて観る度に観方、感じ方、捉え方、恐怖度、悲しい度など変わるものもあるもので、この映画もそのひとつで、捉え方(受け方)が変わった映画だったろうか。

・・初めて観たとき(十代?二十代だったかな?)は、素直に作品の幻想さ、妖艶さ、幽玄さにエロチックに怖く息をのむような美的映像に堪能し、役者の注目具合には京マチ子に惹かれたものだったが、年月経って再び鑑賞すると・・なんと痛々しい映画なこと。役者でも普通の幸せをのぞむ田中絹代さんの方に注目したものだった。田中さん演ずる奥さん(宮木)の云うひとことひとことの言葉の何と普通でありがたい言葉なこと。そして(男たちをメインとして)金、出世、色になんと人間は溺れていく愚かなモロい生き物なことか。

だからこそなのか、人間として世界共通のものを描いたということでヴェネチア映画祭にも受け入られたのだろう・・か?

・・反面教師じゃないけど痛切な風刺映画として、自分も分相応(身の丈にあった)暮らしを送っていくべきものだと改めて感じたりしたかな。

(小説・エトセトラ)『月刊ムー(2016.9月号)』

月刊ムー(モルダバイト)1月刊ムー(モルダバイト)2月刊ムー(モルダバイト)3月刊ムー(モルダバイト)4月刊ムー(モルダバイト)5

 

 『月刊ムー(2016.9月号)』(2016年)学研プラス

・・元々この雑誌のファンで毎月購読しているという訳ではないが(とは云いつつ“夢もの”など特集内容によってこれまでに数冊購入歴あり)、先日もふと立ち寄った古書店で200円で売られていたこの雑誌の表紙の写真と雑誌のふくらみ具合に実際に付録もありとみて(あくまで付録ねらい)購入。

本来なら紹介されてるモルダバイトは大きさにもよるが、数千円~数万円にわたるくらいの価値ある希少品など云われるなか、ただでさえこの雑誌の定価でさえ870円(自分は200円で)。ただ、表記では“モルダバイトクリスタル”と・・。ということで、はなから「偽物だろ?」と思った訳・・でもなく、だからと云って「本物だ」・・とも信じきった訳でもなく、なかに数ページにわたって掲載されてるモルダバイトについての歴史、活用法などを素直に読み楽しんだ。

正直、付録目当てで買ったのだが、せっかくなので他のページをもペラペラめくってみると(オリンピックの過去の黒歴史)という特集での“ブラックセプテンバー事件(ミュンヘンオリンピック)”が載ってたり、また違う特集(松本清張未完の遺作「神々の乱心」のモデル矢野祐太郎(神聖主義者)についての紹介)など6ページにわたって詳しく掲載されてるなども読み、ちょっと得した感じだったかな。

・・そして肝心の付録の石?の件だが、ようは石であれガラスであれ、なんだっていいと思った。実際手の中に入れ軽く握ってるとジンジンする感覚もあったりと。せっかくの縁だし楽しく付き合っていければと考えたりしたかな。

・・モノはとらえよう?