(映画パンフレット)『エヴォリューション』

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 ルシール・アザリロビック監督作品『エヴォリューション』(2016年)。

・・たしかUPLINK(渋谷)でホドロフスキーの(幻の映画?)「虹泥棒」を観た際での上映前の予告で初めて映画の存在を知り、そして館内のチラシを手にとって見ると”リンチ(たしかに「イレイザーヘッド」を思わせる描写もあったね)、クロウネンバーグを思わせる・・”など表記されてた為、これは観なくてはと後日鑑賞。

・・エラいものを観たなぁと率直な感想。正直びっくりした。久しぶり”こんな映画観たことない”感あった作品。自分のツボにもハマった。そしてこの映画がどんな映画なのかヒトに説明しにくいし、ジャンル分けもしにくいし、しかも意味を求めてはいけない怪作だったなぁ。

映画を観ながら例えばの他作品でいうと「わたしを離さないで」(設定的には反対のパターンかな?)のような非現実ものかな?と思ったり・・。

とにかくもぅ食卓に出されるヘドロのような食べ物の不味そうさ感から、お母さんの背中の~~から、観るものすべてが気味悪く気持ち悪い。

圧倒・・と云うより次から次へと進んでいく展開に何?どなるの?の連続。パンフやチラシでも書かれている”悪夢”というよりも逆におとぎ話(あまりにも非現実であり、もっと云えば地球上の話でもないようにも)を観ているようで、どこからが始まりでどう終わるのかすらも判らない、ただただ受けとめるしかないという感じだったかな・・。

(映画パンフレット)『13/ザメッティ』

  ゲラ・バブルアニ製作、脚本、監督作品『13/ザメッティ』(2005年)

  原題「13/Zametti」

 (出演)ギオルギ・バブルアニ 、パスカル・ボンガール 、

・・公開前、ロビーのチラシを見てそのセンセーショナルな内容に興味をもち期待のなか鑑賞。とはいえ、救いようのない、重たく、暗い映画にドォ~ンと帰路の足どりの重たかったこと。でならこそ映画でしか体感できない衝撃には満足(過去の自分の夢にも似たようなものがあったような・・)。

類似?他作品で云う「ホステル」のロシアン・ルーレット版だなと思ったりも・・。

ただ、日常的な展開と描写にリアルさが感じられたのだが、個人的にひとつ、あれ?と思ったことがひとつ。あれだけ至近距離から発砲して弾が当たっているにも関わらず倒れた各死体から血が全然出ていないようにも見えたのだが。これまたリアル描写映画、スピルバーグの「シンドラーのリスト」やポランスキーの「ピアニスト」などでの戦下での人々が射殺されるシーンなど観ると撃たれた直後にピュ~と血が噴き出す(惨さにとても観ちゃいられない)さまが描かれる。そんなことが頭によぎったりして、あれ?と思ったり。

・・ラストカットの乗り物(この映画では電車)に乗っていながら絶命していくさまは、まさに「GONIN」(石井隆監督)と一緒だね。