(映画パンフレット)『ブルックリン』

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 ジョン・クローリー監督作品『ブルックリン』(2015)。

・・アカデミー賞でいくつかの部門にノミネートされるなどを観て、7月には日本でも公開と紹介され、まっすぐにスクッと立つ主人公の色鮮やかなポスターを見ては、you tubeの予告編を観たりと、今か今かと待ちわびた映画が公開されると期待してさっそく鑑賞。

・・この映画は、なにぶんにもない、主演のシアーシャ・ローナンによるシアーシャ・ローナンの為の映画だったことに尽きるだろう。

「つぐない」や「ラブリーボーン」の頃はまだあどけない少女だった彼女も、もう今やレディとなり魅力ある容貌に堂々とした色気(いろか)を感じられ、こちらはスクリーンを観ながらウットリ。

・・女優、シアーシャ・ローナン。下品さが微塵もなく(とは云いつつ、映画の劇中、船内でのバケツに~~のシーンには、おっと!とビックリ。しかも生々しい音付きで。ただ、あれもちょっとしたお愛嬌・・)本当に品の良い女優さんなこと。今後出演される作品が楽しみだ。キレイキレイな役だけではなく汚れ役もいつかは観てみたいね。

・・さて中身(内容)については50年代のお話だし、主人公がショップの店員であったことからから『キャロル(2015)~この映画でのルーニー・マーラも良かったね~』のようだったね。

50年代を舞台にした映画を観ててなにが良いかって、現在のように便利なものから何でもある環境と比べて、この頃は娯楽の数も少なく通信手段としての携帯も当然ない。だから不便なのかというと実はそうではなく”不便”ではなくモノが今ほど単に無いだけ。(だからなのか?・・)そんな中で現在よりも人と人との触れ合いや交流感があるように思われる。”メール”という味気無さに比べてなんと美しい通信手段という”手紙”だこと・・。だから50年代に限らず、自分の生まれたひと昔前の頃でも現在に比べて「・・昔の方が良かった気がする・・」と云われたりするも満更ウソではないようにも思う。

・・映画の感想からちょっと離れてしまったが、時代も変わりモノが溢れれば溢れるほど(かえって)日々生活してて空虚に(希薄にも)なっていくんじゃないかな。・・個人的にそんな気がするな。

(夢に関する本)『夢の心理学~生活に夢を役立てる~』

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  ロザリンド・カートライト&リン・ラムバーグ著『夢の心理学~生活に夢を役立てる~』(1997年)白揚社。

・・このところややナーバスになるほど夢見にしがみ付きに少し必死ぎみになってると自分でも感じてしまう。

・・もうかれこれ2週間ほど、まともに夢を捕らえていない。

毎朝目覚めて熟睡はするのだが(その為か)何も覚えていない。覚えていないなら覚えていないで別に病気でないので放っておけばいいことなのだが、自分としてはそうとも云ってられない(これまでコンスタンスに見てきて日課のように日記を綴ってきてたので・・)。

・・そこで今日も何かしらの打開策のひとつでも得ようと本棚の夢書籍の列から適当に一冊の本を抜き取ってペラペラ読んでみる・・『夢の心理学』。

そして第4章「夢の追求」の中での”夢を思い出すのを妨げるもの”の項で、90頁にこう書かれている。

「・・自分自身や覚醒時の世界が平静であるときには、私たちはぐっすりと眠って定期的に夢をみるが、そうした夢はほとんど思い出さない傾向がある。悩んでいたり、こころにやましいことがあったり、睡眠前になんらかの強い感情で刺激された場合には浅くしか眠れない。強い感情と浅い眠りは明らかに夢を記録するものを促進する・・・。」

・・なるほど。前回の書籍「ドリームレッスン」で書かれているのと同じように悩ましきこと、問題ごとを抱えていると却って夢見がいいらしい。

さらに94頁の”セルフヘルプ(夢をもっと思い出すためのヒントとこつ)”の中では、

「・・夢日記とともに目が覚めているときの出来事や気がかりについての日記もつける・・日中の出来事は、夢の中に現れるのに一週間もしくはそれ以上かかることがある。日中と夜間の両体験の日記を用いれば、振り返って夢の源を見つけられる」

とある。

・・ただ、このとおりの方法をすれば確実に毎夜夢を捕まえられる・・とも限らないよなぁ。モノは試しにやってみることもあろうが・・、と、その前に毎日ではないが、自分の夢日記には<夢分析>として日ごろの事柄もまじえて感想や推測や追記などの日常日記も綴っているつもりなのだが・・。

そう上手くはいかないのか・・?