(映画パンフレット) 『シベリア超特急』

 今は亡き映画評論家だった水野晴郎さんこと、マイク・ミズノ監督(どころか製作、脚本、主演など5役6役も)作品”シベ超”こと『シベリア超特急』(1996年)

 ・・カルト映画でもあり、問題作とも云われ、タイトルからカット割りなどから、もうヒッチコック映画のパロディ(オマージュ?)オンパレード。タイトルシークエンスなんかまるっきり「北北西」。あとは車掌の背中にナイフが刺さるのも「北北西」、挙げるとキリないが他にも「断崖」「トパーズ」「バルカン超特急」などファンにとっては観ててクスリとさせられる。とは云いつつ、オープニングでの各人が列車に乗り込むあたりはクリスティの「オリエント急行~」だったね。

列車といえば、走る列車の上での格闘シーン(動いていない感)は観てて思わず”ドリフのコント”を観てる気にさせられたのは自分だけだったろうか?

初公開時、なにかと公開前から話題になってたので自分もどんなもんかと観たもんなんだが、ラストの二転三転のドンデン返しにについては喜怒哀楽とびこえて他の観客と同様クチがぽか~んと開きっぱなし。さすがにあの終わり方は前にも後にも他に観たことがない。(打ち上げ)で終わりって・・。

これまで上記にも書いたがあくまでも自分はこの映画を賞賛も批判もしていない。複雑に捉え楽しんだが他にない部類の映画を観たという経験があるという事実のみ(だいたい本当に面白くなかったり、つまらないと思ったらわざわざ感想すらも書かない)。

・・とはいえ、その後も「シベ超2,3」など続編も出来公開されたが、さすがに自分は「シベ超1」でもう充分かなと以後の作品は未観。

(映画パンフレット) 『ザナドゥ』

ザナドゥ1
ザナドゥ2

  リタ・ヘイワース主演映画『地上に降りた女神』(日本未公開)の非公式なリメーク作品、ロバート・グリーンウォルド監督作品『ザナドゥ』(1980年)

  原題「Xanadu」

 (出演)オリビア・ニュートン・ジョン、ジーン・ケリー、マイケル・ベック、ジュームス・スローヤン、ディミトラ・アーリス、キャティー・ハンリー、

 (音楽)ジョン・クリフォード・ファーラー

・・近年、ソフトバンクのCMで主題歌が流れていたのを聴いて、ふと映画がどんなもんだったかと久しぶり(もしかしたらまともに観るのは初めてだったか?)観ることにした。ついでにパンフも何処かで手に入れようとしたのだがこれが意外と巷には在庫が品薄となっててなかなかすぐには手に入らなかったね。

・・話(内容)はいたって判り易い(同じくオリビア主演の「セカンドチャンス」同様)カラフルなファンタジー。いかにも80年代全盛期のミュージックビデオ調のようなポップな展開。メインと云えばジーン・ケリーの老齢にも関わらず堂々としたステップを踏みながらオリビアと踊るダンスを観るだけでもう充分じゃないかな(画家志望の若者とのロマンスなんかどうでもいい)。

・・映画のタイトルのロゴを改めて見て(初公開時に見て思ったとおり)SFちっくで格好いいね。

・・基本的に(いまだに)自分はミュージカルものや、どっぷりの音楽映画は苦手だが、まぁ、この映画は主題歌とミューズ”キーラ”としてのオリビアの顔に免じて・・。苦手だからと云って全然観ようとしないのでなく、たまには80年代コテコテ(明るく判り易いアメリカ映画という意)の映画を観るのも悪いもんじゃないね。