Posted on 2月 23, 2026
(映画パンフレット)『カリギュラ 究極版』
ペントハウス誌、創設者ボブ・グッチョーネ製作、ティント・ブラス監督作品(2023年に90時間分の撮影素材を改めて再編集した)『カリギュラ 究極版』(1979)
原題「Caligula: The Ultimate Cut」
(出演)マルコム・マクダウェル、ヘレン・ミレン、ピーター・オトゥール、ジョン・ギールグッド、テレサ・アン・サヴォイ、
・・まさに3時間の(酒池肉林、ハードコアポルノ)大河ドラマ。セットのスケールはデカいが周囲の人間たちの設定的には小さい(イタリア版『卑弥呼』のよう)。ただ、長く感じたこともなく眠たくもならずお腹いっぱいの満足。 役者たちの下半身のボカシ、モザイクないがとくに卑猥にもエロチックにもあまり感じたこともなく逆に芸術的に観られたかな。
・・映画のイメージ的には他にも『サテリコン』『乱』『メガロポリス』など連想。
・・ハイライト的一番のインパクトは巨大な人間首切り機かな。
・・役者では若きヘレン・ミレンさんが美しいというか可愛らしかったね。ピーター・オトゥールさんは観ててずっと伊藤雄之助さんに見えてしょうがなかった。あと当然ながら主演のマクダウェルさん、終盤の自分を神だとイッチャってる形相は『シャイニング』のジャック・ニコルソンっぽかったかな。
・・さて、パンフ。まさかの80年初公開版(自分の所持する表紙のスカラ座表記は無しだが)付いての1200円。しかも今回の究極版パンフは少し前に観た『ジャグラー』の令和公開版用に作られたてんこ盛りとはちがい(表紙の油絵的カリギュラは良いのだが)プレスシートのような薄さ(中身)にちょっとガッカリ。だからといって知っても買ったろう。
*カリギュラ効果・・何かを禁止されたり制限されたりすると、逆に興味や欲求が高まる心理現象で、この現象は、人間の自由が制限されることに対しての反発というもので、80年に上映禁止となったこの映画『カリギュラ』に由来と云われる。禁止されることで逆に多くの人々の関心を集めてしまう。
Posted on 2月 23, 2026
(映画パンフレット)『トゥギャザー』
デイヴ・フランコ、アリソン・ブリー製作、マイケル・シャンクス脚本、監督作品『トゥギャザー』(2025)
原題「Together」
(出演)デイヴ・フランコ、アリソン・ブリー、デイモン・ヘリマン、アルジン・アベラ、
(音楽)コーネル・ウィルチェック
・・まえに『サブスタンス』を観たもんだから描写的にショック度はそれほど無かったかな。ただ前情報でカットされるかモザイクかかるんじゃないかと云われてたトイレでの結合部分に関してはさすがに痛々しい。観ながらもし離れることができなかったら、それこそ『失楽園』での心中した主人公たちの死後硬直による肉体の結合を連想した。
この映画、ホラーと捉えるのか、笑ってしまうものと捉えるのか、真面目に観てよかったものか、なにしろ予備知識として予告編のみで観たくなったのは、「離れられない」というスピリチュアル的にツインソウルのメタファー的なモノを想像したものからだったんだが・・そうでもなかったらしく、グロテスクな描写がメインとなり、どう終わるんだろうと思いきやのアッサリとしたオチにもうちょっと強烈なインパクトが欲しかったなぁ。 なにしろ設定的に邪教モノであればなんだっていいのか?(しかも水を飲んだだけで?と)リアル感が感じられずモヤモヤ。















