(映画パンフレット)『刑事ニコ/法の死角』

 アンドリュー・デイビス、スティーブン・セガール原案・製作・脚本、アンドリュー・デイビス監督作品『刑事ニコ/法の死角』(1988)

  原題「Above the Law」

 (出演)スティーブン・セガール、パム・グリアー、シャロン・ストーン、ヘンリー・シルバ、

・・まず何よりパンフ表紙の手描きハイライトシーンの寄せ集めパターンがいいね。どうしても昭和人間にとってパンフにしろポスターにしろ映画館の入り口に大きく掲げられた手描き看板の思い出のある者にとっては昨今のシンプルな文字だけや無機質なノートのようなパンフよりはどうしてもこの作品のパンフのような70年代80年代に多くあった手描きパターンなんか支持してしまうがね。じっさい表紙ではセガールさん実像より年喰ったオジサンっぽくみえるけどまぁそこは本編での躍動ぶりとのギャップになんでも赦せてしまうけどね。

この映画はたしか映画館ではなく公開後何年も経ってテレビで観たけど(公開前での予告編はアクションメインでよかったね。低い声での内海さんでないナレーターさんによる「刑事ニコ・・」という響きもよくてハイライトシーンも70年代ブラックムービーを思い出されるようなB級以上の映画の印象に個人的には観たい感あったんだよね。

じっさい自分はこの映画を公開されてから何年か経って遅れて観たので監督のアンドリュー・デイビスという名前には先に観た『逃亡者』や『沈黙の戦艦』の監督だったんだぁと後から知ったことになったかな。しかも後から知ったと云えば共演にも今や大御所?となってるかのパム・グリアーとシャロン・ストーン。どうも主人公との共演のシャロン・ストーンさんというと『トータルリコール』でのシュワルツェネッガーとの共演なんかを思い出されるけどね。

オープニングからの実際のセガールさんの若き日の写真を使ったりなど合気道の師範ぶりを恰好良くみせるのはよかったけど、やっぱりかな、日本人像がステレオタイプっぽく観てて萎えてしまうことも。

(映画パンフレット)(ヒッチコック作品)『ロープ(プレス)』

 1924年に実際に起きた事件「レオポルドとロープ事件」をパトリック・ハミルトンによって舞台劇化・・を映画化(初のカラー)、アルフレッド・ヒッチコック製作、監督作品『ロープ』(1948年制作、日本公開は1962年)プレスシート

  原題「Rope」

 (出演)ジェームス・スチュアート、ジョン・ドール、ファーリー・グレンジャー、

・・『ロープ』・・TMT(ten minute take)と云われフィルム一缶分(10分間)をカットを切ることなく長芝居で撮影されたという実験的異色作として世に知られているよね。最近の「バードマン」でもそのような手法を使っていたよう。

ともかく限定された空間(この映画ではアパートの一室の中で)での舞台劇を観る様な展開にハラハラさせられる。ヒッチ映画では冒頭のカットから観客を惹き付けさせるものが多くあってインパクトたしかにあるが、この映画もそのひとつでタイトルあけに首を絞められ殺される被害者のアップには何度観てもショッキング感あるよね。

・・プレスの表と裏のデザイン(レイアウト)は他のパンフでも使われてるヒッチコックの指差しカット(指さす手は合成かな?)と同じく使われてるジェームス・スチュワートのロープ片手のカットがそのまま使われてる。