(映画パンフレット)『いちげんさん/ICHIGENSAN』

 デビッド・ゾペディ原作小説を映画化、企画・脚色・編集・監督に森本功『いちげんさん/ICHIGENSAN』(2000)

 英題「ICHIGENSAN」

 (出演)エドワード・アタートン、鈴木保奈美、蟹江敬三、中田喜子、渡辺哲、藤田宗久、塩屋俊、

 (音楽)S.E.N.S.

・・原作は未読で映画を観る。先入観としてよくありがちな国の文化の違いによる対立や葛藤、笑いものなどあったが・・(原作がどのようなものだったのかわからないが)良かったなぁ。

まず冒頭から、まさかの龍安寺が。テレビでさえも方丈庭園なんかが映るとうれしいものがあるくらいなのにね。その後の久石譲調な美しいS.E.N.Sのメロディが流れたりなど観心地がいい。

ヒロインの鈴木保奈美さん、特に贔屓にみてる女優さんでもないけど、この作品においての役ぶりは良かったねぇ。まず初めて存在を知った(対面朗読)。京子(鈴木)の寝転びながらの目は開いてのじっと朗読を聞く姿にこちらもなんだかドキドキさせられる(その無防備さがエロチック)。

フィクションであれ実際にあったことであれ、僕と京子さんの二人は出会うべくして別れるべくしたソウルメイトの仲だったかのようにも思われたんだがね。著者のデビッド・ゾペディ氏においては日本に来て京子さんのような人と出会い、後には小説も書くという・・なるべくして起こったことだったんだろうね。そんなこと思ったなぁ。

(映画パンフレット)『カジュアル・セックス?』

 ジュヌヴィエーヴ・ロベール監督作品『カジュアル・セックス?』(1988)

  原題「CASUAL SEX?」

 (出演)リー・トンプソン、ヴィクトリア・ジャクソン、スティーヴン・シェレン、ジェリー・レヴィン、

(カジュアルセックス)・・「カジュアルセックスとは? 出会ったばかりで名前も知らない相手と1回限りでセックスする。肉体的な満足が最優先で、精神的なことはまったくおかまいなし。責任もあとくされもない関係・・。男が求める最大の理由はいろんな女としたいから。女は愛に飢えていて自尊心が満たされないから・・」(←「セックスしたがる男、愛を求める女」参照)

・・公開されてから40年、初めて観る。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「スペース・キャンプ」観てた頃、この映画を観てたら、また感じ方が違ってただろうなぁ。リー・トンプソンばっか観てただろうなぁ。

・・今回観て、うわぁ~典型的なあの頃の80年代映画だなぁと実感。アメリカといえども(多人種国家でありつつも)黒人系やアジア系も見かけられない、画面に映るは白人系ばかり(別に批判でもなんでもない)・・そうかぁ、たしかあの頃の映画ってみんなこんな感じだったっけと。おまけにあの頃普通だった短パンに白ソックス・・ん~、80年代だぁ。今観るとこっちがこっぱずかしくなる。

・・パンフの裏の写真なんか見ると『フォーエバー・フレンズ』かと思っちゃったり。