(映画パンフレット)『地中海殺人事件』

  アガサ・クリスティー原作小説『白昼の悪魔』を映画化、ガイ・ハミルトン監督作品『地中海殺人事件』(1982)

  原題「Evil Under the Sun」

 (出演)ピーター・ユスティノフ、ジェーン・バーキン、ダイアナ・リグ、ニコラス・クレイ、ジェームズ・メイソン、マギー・スミス、アンジェラ・ランズベリー、

 (音楽)コール・ポーター

・・パンフの表紙は『オリエント急行殺人事件(シドニー・ルメット監督)』にならったせいか、登場人物たち勢揃いパターン、ただ、せっかくの青空と青い海の地中海の背景のない単なるブルーバックはさみしい。ギラギラの太陽とビーチは欲しい。題名が無かったらなんの映画なのか想像もできないよね。裏表紙も空きの部分が大きくもったいない。

・・劇中の殺人発覚のシーンで目撃者が被害者の帽子をとって息をしていないとわかるくだりで一瞬画面がストップ(モーション)になる。女優さんによる死体とはいえども頬や瞼部分のピクピク防止だろうが、昔から古今東西ドラマや映画などでの死体役とはいえ息をこらえていたり瞼がピクピクしてるのをみる度引いてしまうのはショウガナイとしても、だったらそんなに顔などに寄らなきゃいいのになど思ってしまうんだがね。 そんなこと思うこともあったね。