Posted on 5月 6, 2022
(映画パンフレット)『ロスト・イン・ラマンチャ』
テリー・ギリアム監督作品『ドンキホーテを殺した男』が製作中止となったドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(2002)
原題「Lost in La Mancha」
(出演)テリー・ギリアム、ジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール、
・・劇場公開時鑑賞。ひとつのドキュメンタリー映画として楽しんだ。
・・『地獄の黙示録』のメイキング映画『ハート・オブ・ダークネス』をも上回る気の毒に悲しくも笑ってしまうメイキング。けっきょく『地獄~』は完成させてカンヌではグランプリして、公開してはのヒットとなったが、こちらはダメになった哀しき顛末もの。
あまりの気の毒な困難の連続や制作の進まなさに観てるこちらは(第三者の視点で)もぅ笑ってしまうしかないほど呆れてしまうほど残酷すぎる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・と、あれから18年経って、原題は「The Man Who Killed Don Quixote 」邦題を『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』と公開され自分も観に行く。完成された本編よりも失敗に終わったのを描いたドキュメンタリーの方が(勿論当人たちは大変だったらしいが)楽しんだ。