Posted on 10月 30, 2020
(映画パンフレット)『スローターハウス5』
1969年出版、1970年ヒューゴー賞候補作、1973年早川書房より出版「屠殺場5号 」を改題されたカート・ヴォネガッド原作を映画化、ジョージ・ロイ・ヒル監督作品『スローターハウス5』(1972)プレスシート
原題「Slaughterhouse-Five, or The Children’s Crusade: A Duty-Dance With Death」
(出演)マイケル・サックス、他
(音楽)グレン・グールド
・・スターシード(アルクトゥルス、インディゴチルドレン)などで頭がいっぱいの今日このごろ・・原作を読んで期待をふくらませて(監督も巨匠ジョージ・ロイ・ヒルだということで)鑑賞。・・うぅん、原作の方が印象大。
映画は只々時間帯が切り替わるのみでちょっと退屈してしまったかな。原作のキーワード「そういうもんだ。」も一回もなかったし、自分の心にも響いた祈りの言葉「・・神よ願わくば~~さずけたまえ(胸元のチェーン)」も無くさみしかったなぁ。
かたや原作での人生の半ばを過ぎるころトラファマドール星人が主人公ビリーに助言したこととして、「・・幸福な瞬間だけに心を集中し、不幸な時間は無視し美しいものだけをみつめて過ごすように・・」
これってまさに今の自分への助言のようにも捉えられるのだがね。刺さったね。