Updated on 7月 12, 2022
(映画パンフレット)『アヴァロン』



押井守監督作品『アヴァロン』(2001)
英題「Avalon」
(出演)マウゴジャータ・フォレムニャック、ヴワディスワフ・コヴァルスキ、ダリュシュ・ビスクプスキ、
(音楽)川井憲次
・・「うる星2」「パトレイバー」「攻殻機動隊」と観てきた自分も監督の新作とあって期待して劇場で鑑賞。たしかに劇場アニメ作品はドハマリはしなくとも世界観やら演出法などに衝撃受けたりして楽しんだものだった。ただ、実写となると「あれ?」やら「うぅ~ん」となにか消化不良になってしまう(これは自分だけではないだろう)。初実写の「紅い眼鏡」しかり、この映画もそう思ったが劇場で観る映画とはいいつつも、なにかテレビ戦隊もの作品を観てるような映画感が感じられない(安っぽく観えてしまう)。
この映画についてはゲームのなかの世界観ということで(元々自分はゲームをやらない人間なので興味は薄い)その世界にも酔えないし・・。ちょっと残念だったかな。音響的にはさすがに迫力あったが(のちの「スカイ・クロラ」のようそれだけ。良かったなぁと思ったのはやっぱり川井憲次さんのスコアかな。サントラ買ってしまったほど良かった。
あと素直に主演の女優さんがキレイだったね。『パルプフィクション』のユマ・サーマンのカットと同じの自分好みもあってか良かったかな。
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・・公開から何年か経って(正直初見時はポカ~ンだった)『マトリックス(シリーズ)』などと観直す機会もあるなか、この映画をも観直したりしたが・・いや、良いんじゃないか?・・理解してきたとかそうでなく、今自分が生きてる状況を再考察させられたという描写以上の内容(中身)に視点が向かれて(『マトリックス』同様)・・いや、面白いなぁとそれから何度か観る。
・・現実とは?夢の世界は現実か?仮想現実とは?など考えさせられる。つまりは自分にとっての現実とは?夢の中でもその時は(明晰夢でないかぎり)自分にとっては現実・・など安易に答えが出しにくい哲学的考察をせざるをえない要素がこの映画の主題だったんだなと。
実際自分は日頃ゲームをまったくやらないが、映画での被り物かぶってのオンラインゲームにあたるものが(ログイン)自分にとっては日々みる夢の世界とそんなに変わらないものじゃないんじゃないかなど思うモノもあるのだが答えが出しにくい。
・・ネクストステージなのか?今こうして現実世界という三次元の世界で生きてることでさえ(あの世)からいうとログイン中なのか・・簡単に答えも出しにくいが・・深い。
Posted on 12月 25, 2018
(書籍)(夢に関する本)『女性の夢』
カレン・A・シグネル著『女性の夢~こころの叡智を読み解く~』(1997)誠信書房
・・序文から著者による専門用語や難しい理論などみられなく読みやすい。巷によくある分析本のようなものでく、時間かかりながらも自分なりの方法で解いていく道しるべになれば良いと書かれてる。訳し方にもあるかもしれないが著者による文面は読者にやさしく語りかけているようで、読んでて落ち着き癒され勇気も持たされたようでもあり気持ちが良い。
「・・無意識を真に知り得ることは決してありません・・(略)・・(本書を)棚から降ろしてすぐ食べられるコーンフレークの箱のようには本書を手にしないで下さい。・・あなたの内部で共鳴するものに耳をかたむけてごらんなさい・・」(本書参照)
・・ただ、著者がユング派(ようは古代から培った統計学?)のセラピストであるせいか、丁寧に頁をかさねて元型から影(シャドウ)からキーワードの解説があることには、その分析に疑問や否定をもってるわけじゃないけど、それが見た夢の完全な答えということでないと思うので(だいたい医学も発展してる現在においても癌、禿げとならんで未だに夢についてはまだハッキリと解明されていない)やや呑み込めない部分もあったりなど。








