(映画・芸術・芸能)『美術手帖1979年3月号”吉原治良”』

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  『美術手帖19793月号吉原治良』(1979)美術出版社。

・・画家、吉原治良の存在を知ってから展覧会(201611月兵庫県芦屋市)に行き、古書店では氏の特集されている雑誌類を買うなど他の画家同様の見聞を広げていくなか、その中でも793月に特集されたという美術手帖の存在(在庫)がなかなか見つからなかった。そして半分諦めていた(というか、いつか見つかるまで執着するのはやめようかと)ところ、先日、近所の古書店での店外の100均棚にあったのを見つけ歓喜。中で特集されているページ数もけっこう多くカラーで掲載されてる作品数も多い(切り離して額に入れたり、ポスターとして壁に飾ろうかと思ったり。しかも改めて中で紹介されている氏の業績を読み、美術団体「具体」をはじめマルチにプロデュースしてきたバイタリティ溢れる存在であったことなどを知る。

・・今年も残すとこあと一日。個人的に今年の美術面(嗜好)に関してはもっぱら吉原治良YEARだったのではないかと思う。

・・ここ数年来、洋はクレー、クライン、カンデンスキー、ロスコ、和では難波田など、強く抽象絵画に惹かれている自分がある。これには同じくライフワークとしている夢に関することと並行した何物かの共通性があるのだろうか?・・と、自問する。

(映画パンフレット)『フランティック』

  ロマン・ポランスキー脚本、監督作品『フランティック』(1988)

  原題「Frantic」

 (出演)ハリソン・フォード、ベティ・バックリー、エマニュエル・セニエ、

 (音楽)エンニオ・モリコーネ

  *「Frantic 」・・「パニックに陥った」「混乱した」

・・ポランスキー監督を初めて知ったのはこの映画でだったかな・・それから『ローズマリー~』や『反撥』など観るようになったっけか。

 だいたい、今考えてもポランスキー演出にハリソン・フォード出演にモリコーネ・・これだけでも映画が面白くない訳がないよね。現代の都会を舞台としたヒッチコック映画を思わせられる主人公(この頃のハリソン・フォードが一番脂ののってた時じゃないかな)の巻き込まれ型サスペンス。

いきなり奥さんが失踪。謎が謎をよぶ展開に、公開前の劇場予告を観てぜったい観に行こうと即決したっけか。要所要所画面に映るゴミ収集車が異様な不気味さに脳裏に残ってるよね。

 同じく後年につくられた、これまたサスペンス映画、同監督作品のなかでも巷には評判の高い「ゴーストライター」よりも自分はこっち「フランティック」の方が好きだな(全編通してのニオイにと記憶に耳に残るモリコーネのスコアが格別)。

・・公開当時は英単語辞書で”FRANTIC”(の意味)を調べたりしたっけね。