(映画パンフレット)(ヒッチコック作品) 『ハリーの災難(パラマウント)』

ハリーの災難(パラマウント)1ハリーの災難(パラマウント)2

 アルフレッド・ヒッチコック監督作品『ハリーの災難』(1955年)パラマウント版

 ジャック・トレヴァーストーリーの小説を映画化。 原題「 THE TROUBLE WITH HARRY 」

 (出演)エドモンド・グェン、ジョン・フォーサイス、(この作品がデビューの)シャーリー・マクレーン、 (音楽)バーナード・ハーマン(ヒッチコック初作品)

・・1986年秋、日曜洋画劇場(淀川長治さん解説)での四週連続放送で初めてヒッチコック作品を知るキッカケとなった自分にとっての記念すべき放送回。その第4週目として『めまい』の翌週に『ハリーの災難』が放送された。ちなみに後年『ロープ』も放送されたよね。淀川さんの解説もたしかに良かったけど、一ヶ月近く毎週流れた4作品の予告編も秀逸でビデオに録ってなかったのが今でも残念に思うね。この4作品を経て、その後も深夜などにちょくちょく字幕スーパーで放映されてた「レベッカ」や「白い恐怖」など観たりしてヒッチコックの世界にハマっていったんだよね。

・・ポスターやパンフの表紙、予告でもチラリ登場するハリーの靴底を画面大きくなめのアングルはコミカルでブラックで他の映画でもあまり見られない構図の独特性に忘れられない。とにかくその映画の舞台となったバーモント州の紅葉の美しいこと。シャーリー・マクレーンの初々しいキュートさが(セクシャルを感じさせないのがかえって)個人的には良い。

(映画パンフレット) 『ゼイリブ』

ゼイリブ(改)1
ゼイリブ2(改)

 レイ・ネルソン原案小説「朝の八時」を基に映画化、ジョン・カーペンター製作、音楽、監督作品『ゼイリブ』(1988年)

 原題「They Live」

(出演)ロディ・パイパー、キース・デイヴィッド、メグ・フォスター

・・初めて劇場で観て以来久しぶりにと頭の中ではどんな展開だったっけ?どんな映画だったっけとウロ憶えの感じだが印象的には”なんか変な(良い意味で)映画観たなぁ~っていう印象だったっていう感じ。あとは・・今や有名となっているかな、当時も観ながら長いなぁと思った(無意味?)ストリートファイト。主演が元レスラーだからしょうがないか。

カーペンター監督自らも手がけたサントラの曲(メインテーマというよりも途中の或る曲が良かったなぁ)もビートが効いてたね。

あとは宇宙人のような異性人顔(サングラスをかけた際に見えるあの顔)の造形がインパクトあって気持ち悪かったねぇ。ラストは主人公の指たてと共に爆発、一件落着と思いきやまだ・・という、なんだかヘンテコな面白い映画だったなぁと思ったっけね。

残念なことにその主演のロディ・パイパーも(まだ若いのに)先日亡くなられてしまったね。追悼をこめてもう一回観直そうかね。

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・・二回目、三回目と観れば観るほど初めて観た際とは違いジワリジワリと面白味が増してくる。たしかに監督による代表作の『ハロウィン』や『遊星からの物体X』よりかは地味目(強烈な怖ろしさやアクションがない)だが、その社会風刺に現在の日本同様バカにもできず単なるB級映画をこえたものが感じられるものがあるね。表向き的には笑ってしまう程バカバカしいものがあるんだがねぇ。

 いっそのこと浮浪者の主人公も『マトリックス』のネオこと救世主にもみえたりも。

・・パンフの表紙デザインはシンプルで良いんだけど、やっぱりタイトルかな。この映画がはじまりじゃなかったけどこの頃からじゃなかったかな?英語原題をそのまま日本語にするという・・『ゼイリブ』・・日本オリジナルの邦題でもよかったんじゃないかなと、これについては個人的には公開時から思ってたね。二文字に濁点付きのインパクトがあっていいんだけど・・など今でも思うことはある。