(映画パンフレット)『パルスーズ』

 ベルトラン・ブリエ脚本、監督作品『パルスーズ』(1974)

 原題「Les Valseuses」睾丸(フランス語でのスラングで)

 (出演)ジェラール・ドパルデュー、パトリック・ドヴェール、ミウ=ミウジャンヌ・ モローブリジット・フォセーイザベル・ユペール

・・キッカケはまさにパンフのジャケ買い。パンフに目がとまるまで作品のこと全然知らなかった。表紙からしてのイメージとしては「エマニュエル」「ビリティス」「JOY」系の映画かな?と思いながら・・さっそくDVDにて鑑賞。

・・やっぱりそうか・・、似てるなぁ~って思ったけどパンフの表紙にもある若きジェラール・ドパルデュー。こういう映画にも出てたんだね。お気楽ななのか、退廃なのか、どうでもいいような青春っぽくも・・ないなぁ、ATG調にも観えたりもあったり、淡々とした展開にこの映画どう終わるんだろ?ってずうっと思いながら鑑賞してて・・あぁ、終わっちゃったってかんじ。ジャケ買いして期待したほどではなかったけど、ただ、意外な女優たちの出演ぶりが印象だったかな。まずはヒロインのミウ=ミウさん。名前をみた瞬間その独特な名前にあぁ『読書する女』のヒトかぁと。どちらの映画も可愛らしさのある女優さんで自分は好印象。イザベル・ユペールさんに関してはパンフ情報を見ない限りは気付かないだろうね。あまりに若いというか幼くみえて昨今の容貌とは別人にも思えたりもね。あとはよく演じてくれたよなぁ~と思ったジャンヌ・ モローさんとブリジット・フォセーさん。可哀そうなくらいに見えちゃって、というか見ちゃいられなかったなぁ。男二人の女一人を見てるとまさに『突然炎~』だよね。自殺する意味もよくわからなかったけどね。

・・あんまり観心地的にはよくなかったなぁ。ちょっと気持ちが悪かったかな。期待したんだけどね。とはいえ、反面、男たちによるやりたい放題を見てて、ふと思った、・・あれ?二人じゃないけど女たちを求め(あさり)欲望にはしる姿に恥ずかしいかな自分の明晰夢時の行動じゃないかと・・こればっかりは他人のことを非難したり責めることはできないね。となると、いわば夢みたいな映画にも思われるよね。

(映画パンフレット)『鑑定士と顔のない依頼人』

  ジュゼッペ・トルナトーレ脚本、監督作品『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)

  原題「La migliore offerta」

  英題「The Best Offer」

 (出演)ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・ホークス、ドナルド・サザーランド、

 (音楽)エンニオ・モリコーネ

・・別に大手を振って云うことでもないと思うんだが、鑑賞中、観ながらこういう展開、こういう風になったりして・・と想像(自分なりの展開)を頭で思ったりしたところ・・予想通りの仕組み(果てはエンディング)であったよね。勿論予備知識や他人から聞いたこともなくゼロ状態で鑑賞したのだが・・観ていながら、なにか怪しいなぁ~なんてつむじ曲がりなことも思ったりもあり、主人公に感情移入というよりも展開の構成の方が気になって観てたよね。ラストにいたっては観ながら主人公に対して同情もあったけど、思った通りの展開に、なんだ、やっぱりそうかぁ~と、自分的にはもっと衝撃のサプライズが欲しかったなぁ~の映画だったかな。良かったんだけどね。

けっして他人事にも思えない孤独なジェフリー・ラッシュによる主人公の貧相ぶりが良かったんじゃないかな。自分もこれからホイホイと鼻の下伸ばしながら・・って、気を付けないとね。