(映画パンフレット)『16ブロック』

  リチャード・ドナー監督作品『16ブロック』(2006)

  原題「16 Blocks」

 (出演)ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース、

 『ニック・オブ・タイム』『ダイハード3』『スピード』『ガントレット』

「人はいつでも年をとっても変われる」「運命に従ってうまくやってるか?」「吉兆の天使」

・・監督による職人技(いぶし銀)を感じたなぁ。でもリチャード・ドナー監督作品と云うよりは(リアルタイムもあったせいか)ジョン・バダム作品のような感じにも思えたり。

そんな監督も亡く、ブルース・ウィリスさんも俳優を引退となり、そんなことを思うと単にひとつの作品として観られなくなってしまうよね。寂しいと云うか、この映画の終わり方も静かにホロリとしみじみした余韻(後味)いい結末になんだか物悲しさを感じてしまったかな。ちょうどマックイーンの『ハンター』を観終わったあとのような後味あったかな。

・・デヴィッド・モースさんは相変わらずというか悪役がお似合いなのかな?人は良さそうなんだが先入観もあって今後も登場するたびなにか裏があるんじゃないか?など勘ぐったりしちゃうよね、出る度に悪い奴なんじゃないかと。他の俳優でいうと・・そうだなぁ、ジョン・リスゴーさんタイプかな。