(映画パンフレット)『アンブレイカブル』

  M・ナイト・シャマラン製作、脚本、出演、監督作品『アンブレイカブル』(2000)

  原題「Unbreakable」

 (出演)ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン 、ロビン・ライト・ペン、スペンサー・トリート・クラーク、

 (音楽)ジェームズ・ニュートン・ハワード

・・世の中を助けるヒーロー(観察者的守護神的存在)誕生と、その能力を知る過程、家族の再生、ヒーロー誕生のかげで発覚する悪人の正体といったとこかな。あまりにもリアルタイムで劇場で観た長編一作目の『シックスセンス』のビックリが大きかった為か正直今作の(最後の最後までなにかあるんじゃないかと期待しながら観てた)エンディングはこたえられなかったなぁ。

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 あれから10年20年経ってあらためて観ると、捉え方もさすがに変わったりして、生まれながらの潜在的能力、それによる弱点(ちなみに主人公の弱点とそのキッカケとなった出来事は自分と同じ)、直感的予知的パワーなどスピリチュアルな要素もあるなど今の自分にとっての方がより楽しめる作品であろかと。

 作品の構成としても前作の『シックス』と同じように、アバン的導入部があって(同じブルース・ウィリス主演「ダイ・ハード」のよう)、主要なメインパート(今回はヒーロー誕生と家族の立て直しによる一件落着まで)があって、最後のオチというようなものだったかなと。ただ、今回はどんでん返しというよりもミスター・ガラス自身による自爆で終わっちゃった感あって、衝撃もスッキリもなくなにかモヤモヤが。

 ヒッチコック監督のようにほんのちょっとチラリというのでなく普通に出演してる役者なみに登場するシャマラン監督に関しては出すぎというのか出たがりなのかなぁと(今作も怪しいキャラを演じつつ結局なんにも関係ないキャラだったし)。

・・今のところシャマラン作品はとびとびに毎作観てるわけでなく三部作の『スプリット』『ミスターガラス』も未観。正直あまり観たい感が起きない。三作目だったか『サイン』や『ビジット』『オールド』あたりしか観てないが、やっぱり一作目の『シックス』がつよかった為か、以後の作品もそれに匹敵するような作品に巡らず、もういいかなと。ヒッチコキアンならぬ現在もシャマラニストも多くいると思うが・・ちょっと自分にとっては(嫌いじゃないが)刺さらないかな。あんまり仕掛けや設定や構成をテクニックいれても・・もういいかなと。