(映画パンフレット)『エンゼル・ハート』

 ウィリアム・ヒョーツバーグの原作「堕ちる天使」を映画化、アラン・パーカー脚本、監督作品『エンゼル・ハート』(1987)

 (原題)「ANGEL HEART」

 (出演)ミッキー・ローク、ロバート・デニーロ、シャーロット・ランプリング、リサ・ボネット、

 (音楽)トレヴァー・ジョーンズ

・・シュワルツェネッガー主演『プレデター』との二本立て上映にて鑑賞。あくまでも同時上映作品として予備知識なく軽い気持ちで先に観て打ちのめされてしまった。後で観た『プレデター』の面白さの三分の一ほど削がれてしまったようだった(先に観たこの作品のインパクトで)。

特にコトが起きる際の「ドォドォ!ドォドォ!・・」の心拍音のような効果音が今でも耳に残っているような不気味なインパクトが刺さったね。絵的にも動く昇降機の影が主人公の末路を匂わせる(「ジェイコブス・ラダー」のラストにいたる悲劇的終劇ぶりを思わせる)どん底に暗いエンディングが良かったね。

デニーロ出演映画を映画館でまともに観たのはこの映画が最初だったかな?のちにビデオやテレビで過去の出演作を観たりして大物俳優だと知ったけか。でも、まさか役名のルイス・サイファーが悪魔ルシファーだったとは。あとになって知って笑っちゃったかな(あまりの単純さに)。