(映画パンフレット)『ラストナイト・イン・ソーホー』

 エドガー・ライト原案、制作、脚本、監督作品『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)

  原題「Last Night In Soho」

 (出演)アニヤ・テイラー=ジョイ 、トーマシン・マッケンジー 、マット・スミス 、ダイアナ・リグ、シノーブ・カールセン 、マイケル・アジャオ、テレンス・スタンプ、

 (エンドソング)『ラストナイト・イン・ソーホー』デイヴ・ディー・グループ

・・初エドガー・ライト監督作を鑑賞。パンフはt既に持ってるがまだ観てない『ベイビードライバー』をも近々観てみようかなとも思ってる。

監督の作家性・・と云うか、この映画に関しては、やかましくもポップでアップデートされたリンチ映画を観たような感じだったかな。今年観たなかでの傑作『プロミシング・ ヤング・ ウーマン』と雰囲気が似てるようにも感じたかな。そしてスピリチュアルな映画と思いきやのサスペンス。

いろんな映画の要素(サンプリング)に観ながらワクワク。ざっと挙げてみるだけでも・・キャリー、ある日どこかで、マルホランド・ドライブ、13日の金曜日、パーフェクトブルー、マジカルガール、

サントラ的にはオープニングタイトル時の「ベビーシッターアドベンチャー」でのエリザベス・シューさんを思わせるテンションあげ目のひとりダンスから(ピーター・アンド・ゴードン「A World Without Love(愛なき世界)」)エンディング「ソーホーの夜」も頭にも残ったね(初めて知った)。とくにこの2曲が耳にも残ったね。

・・主人公が細い路地から「007/サンダーボール作戦」の大型看板下に出てくるまでの一連はまさに過去に何度とみてる自分の夢(明晰夢)での行動のような主観移動だったね。街中を歩くさまがね。