(映画パンフレット)『メイクアップ』

    ピーター・S・トレイナー原案(1975年10月にサンフランシスコで実際に起きた事件をもとに)、製作、監督作品『メイクアップ』(1977)

  原題「MAKE-UP/Death Game」

 (出演)ソンドラ・ロック、コリーン・キャンプ、サイモア・カッセル、ベス・ブリッケル、

・・パンフ購入を先になんの予備知識なく鑑賞。パンフの表紙デザインをみるにはカトリーヌ・ドヌーブのようにも見えなくはない(ソンドラ・ロック)裸体にエロチックな映画かなと、ふたを開けると180度思ってたのとは違った本編にタイトルのメイクアップには少々違和感もちつつ(原題のデス・ゲームならまだしもね)、ノイズのはげしいB級どころかC級ポルノ映画を観てる感が続いたような印象。

・・と、90分弱の本編もラスト3秒での唐突な締めに一気にひっくりかえってしまった・・というか唖然(他にも似た自爆作品ものもふと頭によぎったり)。

・・以前にイーストウッド監督作のヒロインがソンドラ・ロック作品を何度か観てるのでこの作品での若き彼女の役ぶり(いわば汚れ役)にはそれまで観た清楚さとは一転だったね。

・・けっきょくフィクションであれなんであれ主要三人にとって自業自得、因果応報、というのかシナリオのひとつだったんだね。実際の事件が気になった。