(映画パンフレット)(ヒッチコック作品)『北北西に進路をとれ(日比谷劇場)』

         ( ⇓ 館名なしの東宝版パンフ)

  アルフレッド・ヒッチコック監督作品『北北西に進路をとれ』(1959)日比谷劇場(館名入り)

  原題「 North by Northwest 」

 (出演)ケイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント、ジェイムス・メイソン、レオ・G・キャロル、

 (音楽)バーナード・ハーマン 

 (タイトルデザイン)ソウル・バス

  ~同じデザインの東宝版パンフに日比谷劇場の館名入りパンフ

・・なんといってもメインは4人の大統領像「ラピッド・シティのラシュモア山」・・死ぬまでには一度は行ってみたいもの。

・・(銃声前の少年の耳ふさぎ)と(農薬散布機の激突炎上時の影向き)は有名なミステイク。

・・ヒッチコック自身も認めてる猥褻カット(ラストカットのトンネルに入っていく列車)の露骨さにもとれるメタファーには毎度クスリと笑ってしまうね。同じくクスリとさせられるシークエンスに、病室を抜け出す際のおばちゃんの、「ストップ!」に続いてのケーリー・グラントの「・・アァ!」

・・パンフやポスターの(発行)年代による単なる違いのせいだけなのか・・「~とれ」と「~取れ」の二種あることにどちらが日本式タイトルの正解なのかな?など考えたりもしたこともあったこともあるんだけど・・そんな気にしちゃいないんだけど、こうも別れると正式にはどうだろうね?なんか思ったりもするね。

・・この東宝版パンフの表紙デザインが多種ある『北北西~』のなかでは他の会社発行バージョンよりもシンプルさもあって一番好きかな(できたら二人の背後にさり気なくラシュモア山の4人の大統領なんかがあれば尚更もっといいんだけどね)。タイトルのロゴ(書体)からいいよね。動きのあるようにも見える「バスタ新宿」のようなかんじにも思えたりもね。