(映画パンフレット)『愛奴』

愛奴1愛奴2愛奴3愛奴4

羽仁進監督作品『愛奴』(1969)。

・・今日、一日限りの上映(羽仁進監督特集)を観られたことに長年待ちに待ってた一個人の喜びは大きい(今日を逃したらまた当分のあいだ観られる機会は無いだろうなぁ。ソフト化もいまだに期待できないし)。なので作品の内容(感想)云々よりもまず作品を観られたということに甚く感動。

・・全編、フィルムの劣化による赤茶けた(カラーともモノクロとも云えないような)ノイズだらけが69年の日本世相を生々しく感じられ、かえって良かったなぁ・・。

・・内容といえば、この世ともあの世とも判りかねる世界で、これまた生きてるのか死人なのか判りかねる(愛奴)に振り回される主人公による(これまたポエティックな)つぶやきの連続に観てるこちらも振り回される。なので話の整理にと、もう一度(だいぶ昔に一度きり読んだ栗田勇著本を)読もうかと。それでまた余韻を楽しもうかと・・。

・・とにかく(個人的に捉えた)ハイライトはスクリーンいっぱいに映る唇を重ねる接吻の連続だろうなぁ。肌の触れ合いも含めて観ながらレネの『二十四時間の情事』を思い起こしたり。一連の絡みは全然卑猥にみえないエロティックさが存分にあったよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です