(書籍)(夢に関する本)『こどものころにみた夢』

 12人の作家たちによる子供の頃にみた夢を絵本風に綴った作品集『こどものころにみた夢』(2008)講談社

・・夢に関するモノならと中身を見ずに購入。

・・特に贔屓にしてる作家もいないことと子供の頃にみたという限定もあったせいかキョウレツで支離滅裂で性的なモノ、糞尿もの、残酷でグロテスクなものなども特になく、一篇一篇普段の作家たちの作品のようで(みんな夢といえども時間や空間の強引な変化や訳の分からないものなどもなくちゃんとした短編集にみられ)・・メルヘンチックでもありちょっと退屈だったなぁ。

それなら自分は子供の頃みた夢でそんな刺激的な夢を見てたか?というと、それ以前にまず覚えてないしこの本同じくセンセーショナルなものは見なかったと思うね。

そんななかで今でも忘れること無く脳裡に残る夢として、風を引いたり、病気して(学校休んだりした際)寝込んだ時には必ずと云って決まって同じ夢(直径2,3mほどの球体が超高速回転で目の前で回るもの)をみて恐怖して震え上がったものだった。