(映画パンフレット)『愛の神、エロス』

 ウォン・カーウァイ、スティーヴン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・ アントニオーニ監督によるオムニバス形式作品『愛の神、エロス』(2005)

 原題「Eros」

 1『エロスの純愛〜若き仕立屋の恋』The Hand

 2『エロスの悪戯〜ペンローズの悩み』Equilibrium

 3『エロスの誘惑〜危険な道筋』The Dangerous Thread of Things

 (出演)チャン・チェン、コン・リー、アラン・アーロン、ロバート・ダウニーjr、

・・なにが一番エロス(官能)だったかって、各チャプターごとに流れるカエターノ・ ヴェローゾのメインテーマが耳に脳裏に残ったね。

本編ではエロスというより普通にオムニバス映画として観た(受け取った)かんじだったかな。一本目はもっとエロチックにやって欲しかったし、二本目はコメディありきではあったが笑えなかったし、三本目のアントニオーニ版はモロ裸の描写に池田万寿夫さんの映画を観てるようなかんじだったかな。しかも唐突に終わったようなラストカットの二人に「あれ?おわり?」ってなんだか拍子抜けしたかんじ。

・・やっぱりカエターノ・ ヴェローゾの歌だなぁ。