(映画パンフレット)(ATG映画)『サード』

サード1
サード2

  軒上泊原作小説「九月の町」をもとに、寺山修司脚本、東陽一監督作品『サード』(1978)

  英題「A Boy Called Third Base」

  (出演)永島敏行、吉田次昭、森下愛子、島倉千代子、内藤武敏、志方亜紀子、片桐夕子、峰岸徹、

  (音楽)田中未知


・・平成期の映画『キッズリターン』の、「まだ始まってもいねぇよ・・」に対して思いあげられる昭和期の映画としての本作品のキャッチフレーズ「走れよ!自分の速さで!」といったとこか。

  全編観て、自分のこれまで過ごしてきた世界とは真逆の、まったく無縁な世界でありながらも共感性がゼロではなかった、劇中での彼、彼女らのように子供ではないがまだ大人になりきってない十代の未熟な思春期の青年、少女らの鬱屈がこちらにも感じるものがあった。そして彼らと共通してたことには自分も実家(地元を)はやく出たかったというのが(地方出身者による東京へのあこがれということに関してはそれほどなかったが)同感だったかな。だからといって、体を売ったりなど、金を稼ぎたいまで、ませてなかったし、しかも人を殺めるなんて・・など思いつくわけもない。ここがいわゆる、映画というなかでのファンタジー。

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