(映画パンフレット)『レイブンズ』

  マーク・ギル脚本、監督作品『レイブンズ』(2025)

  原題「Ravens」

  (出演)浅野忠信、瀧内公美、ホセ・ルイス・フェラー、古舘寛治、池松壮亮、高岡早紀、

・・出演者に瀧内公美さんという一点で、なんの予備知識も基となった写真家の深瀬昌久氏のこともまったく知らないまま鑑賞。去年にひっそり公開されて観た『奇麗な、悪』が主演だったにも関わらず消化不良だったこともあったが、今作では浅野さんとダブル主演にも思われたほどの堂々とした演じぶりに満足。ただ、写真家深瀬についての伝記もの以上のものまでは刺さらず鑑賞後の後味もそんなにスカッとなるものでもなかったなぁ。

 伝記といっても、監督が外国人であったためか、ATGの『Keiko』や写真家ではないが作家鈴木いづみを映画化した『エンドレス・ワルツ』など連想。写真家のカップルを描いたということで、アラーキーとはちがう、もう一方の世界を覗いた感じ。

・・漫画もアニメも読んだり観たりもないが、デス・ノートだなぁと。ドキュメンタリー調の流れかと思いきやの、プラスしてのクリーチャーとは、欧米らしいやと。 

 だいたい、どこからどこまでが本当で、どこがフィクションだったかと気にはなったね。

・・パンフの表紙については浅野さんの顔もいいが、タイトルからしてカラスなので。深瀬さんの作品にもあるように、カラスのシルエットのようなモノの方がよかったかな。